どっちがより野蛮か、なんて議論には意味がないけど、まぁ、銃の方が野蛮じゃない?という。 [ニュース読んでみて]
2018年4月15日、withnewsの「17人死亡の現場にいた日本人…学校でもタブー、『銃規制』に声をあげた少女『今回は変わる予感がする』」という記事です。
内容を無理にまとめるとこんな感じ。
・フロリダの学校で銃乱射により17人が死亡した事件に巻き込まれたエンゲルバード美愛さん。
・自身もかつてない恐怖を感じ、昨日まで一緒だった友人が亡くなったりもした。
・美愛さんはワシントンでの銃規制を求める集会にも参加。
・銃規制に向かう動きはかつてないほど大きくなっており、美愛さん自身も今後活動を続けたり、投票可能な年齢になれば投票をして意志を示すことが重要と考えている。
へー。
あの、今回は短めにまとめます。
その、俺自身は日本から出たことがありませんので、
銃乱射事件に巻き込まれるとか、
そこまで行かなくとも、隣の家の人が普通に銃を持ってるとか、
自分ちにも普通に銃があるとか、
そーゆー状況で暮らしている人の感覚というのはまぁ、分かりません。
俺がこの記事を見て思ったのはたった一つで。
そこいらを歩いてる人が普通に半自動小銃を買えて、
高校とかの中で何十人も死ぬような事件が起こり、
それでもなお銃規制への動きが強まった、程度の動きしか起こらない国が、
よくぞまぁ、よその国の文化に対して野蛮だなんだと言えたもんだなぁ、っていう。
例えば食文化だったり、宗教的なものだったり、男女各差みたいなものだったり。
まぁ、アメリカの方がより野蛮だからこれらの問題は考えなくていいよね、ということではないし、
対立の軸がズレていて、並べて論じるのが間違っているのも分かっています。
ただ、
みんなから人気のある動物を食べたりだとか、
宗教的な価値観が現代の世界的な価値観と合ってないとか、
旧来の価値観に捕らわれて女性の権利が認められてないとか、
そんなことよりよっっっっっっっぽど、
一般人が半自動小銃を買えたりとか、
一般人の家庭に銃があったりとか、
銃を使って一般人が人を殺したり殺されたり(する可能性がある)とか、
あまつさえ突然学校に頭おかしいヤツが乱入して銃が乱射されて何十人も死んだりとか、
っていう方が野蛮だよね、っていう。
銃社会というのはアメリカの文化だ、なんつったって、
それを言ったら、
人気の動物を食べることだって、特定の宗教を信じることだって、男女の各差が発生する社会システムだって、
それぞれが、それぞれ積み上げてきた、文化だからね。
で、それぞれ文化と認めたうえで、どれがより野蛮か、と言えば、これはもう銃社会でしょう。
そんな国が、よそに何だかんだ言ったところで、そりゃぁ説得力ないよなぁ。
と、思った、という話です。
はーぁ、寝よ。
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