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自分がモテないから恋愛結婚を憎むわけじゃないですよ、えぇ。違うってば! [ニュース読んでみて]

2018年3月11日、現代ビジネスの

「『西郷どん』に見る『恋愛結婚至上主義』による歴史の書き換え問題NHKドラマに頻発する奇妙な大前提」

という記事です。

 

内容を無理にまとめるとこんな感じ。

 

・大河ドラマ「西郷どん」の展開、フィクションなので細かいことはいいが、「好きになった人と一緒になることこそ、幸せな結婚だ」という価値観が根底に流れている。

・「恋愛結婚が素晴らしい」という価値観はここ数十年のものであり、西郷どんの舞台となっている幕末の人物がそういった価値観を持っているのは奇妙

・西郷どんに限らず、NHKのドラマは「恋愛結婚が素晴らしい」という価値観が入っており、最近だと「わろてんか」もそう

・「恋愛結婚はいい結婚だ」と信じている世代の現在の「おばさん」が、現代の下の世代がその価値観を受け継がないのではないか、と危機感をいだいてるからことさらに主張するので、NHKの歴史物がこうなるのではないか。


 

ふーむ。


 

なんつーか、おばさんの断末魔というか、

 

ある世代の、

 

バイタリティにだけはあふれていた、

 

現在老害といわれる、

 

そんな世代のあがきといいますか。

 

なんか、そんな印象(笑)

 

NHKも、そんな世代ばっか相手にしてると衰退するぞというか、でも結局今テレビ見てるのってジジババばっかりなんだろうなぁ、という象徴的な話なんじゃないか、と思いますね・・・


 

俺としては、恋愛結婚に関してとんでもなくいいものだとは思いません。その点、この筆者と全く同意見。


 

別に否定するわけじゃないけど、それが最上と言われるとそんなことなくね、というか。

 

つか、恋愛結婚てホントある時代の徒花でしかないと思うんですよ。

そんな良いもんなわけねーじゃねーの、恋愛結婚なんぞ。


 

というか、恋愛結婚至上主義者のせいで、今の少子高齢化が進んでるのではないか、とすら思ってますけどね、俺は。


 

恋愛結婚至上主義って、結局のところただの反発でしかないと思うんですよ。

 

西郷どんの中で出てくるような政略結婚みたいなことだったり、

まぁ、政略結婚なんぞ上流階級の間でしかなかったろうけど、

親が決めた相手と結婚するとか、世話焼きおばさんがお見合いの話持ってきてそのまま結婚するとか、

 

そういうことが、いい悪いは別にして、普通だった時代に、

 

いや、そうじゃない、恋愛して、好きあった人と結婚するのが素晴らしいんだ、

 

っていうのが恋愛結婚至上主義だと思うんですよ。


 

で、別にその価値観はその価値観でいいんですけど、

 

反対側に「好きではない相手と結婚する」という価値観が無いと成立しない・・・しないは言いすぎとしても、まぁ成立しにくい・・・価値観だと思うんですよね。反発だから。


 

現代では親が決めた、とか、お見合いで、とか、好きでもない相手と結婚する、ということはあんまり無い状態ではありますけど、

 

その結果、結婚の動機がほぼ恋愛だけになっちゃって、

 

じゃぁ、結婚する、一生を誓う、みたいなことの強い動機になるほどの大恋愛をしてる人がどんくらいいるわけ?

 

恋愛結婚を至上とする価値観が、結婚に対する動機を薄れさせ、現在の晩婚化、少子高齢化となった、その原因の一端なのではないか?と、思うんですけど。


 

分かりやすいところで言えばロミオとジュリエットの話なんかは大恋愛の話ですけど、

 

アレも両家の反対という舞台装置があったから物語としてものすごく盛り上がるわけで、

 

アレが両家が仲良くて、

 

別に反対も何にもなく、

 

逆に若い二人のタイミングで結婚すればいいよ、なんて、

結婚しろ!という家からのプレッシャーすらもなく、

 

そんな状況だとしたら、

 

最初は仲が良かったロミオとジュリエットがなんだか結婚するタイミングも失って、ダラダラ10年とか20年とか付き合って、なんとなく別れる、みたいな物語になるんじゃなかろうか(笑)


 

そら今のオバサン達はね、ある年齢になったらお見合いさせられて結婚させられたりとか、

それで好きでもない人と一緒になって苦労したとか、

 

そーゆー「恋愛結婚の反対」の経験をしたのかも知れないけど、

 

でもそれって、まぁ言い方はあれですけど、

 

若い人を結婚させて、家庭を作らせて、社会を維持するための仕組みであって、

 

それに対する単なる反発で、

 

恋愛結婚って素晴らしいって話にしちゃって、

 

少子高齢化の原因の一端を作った挙句に、

 

西郷どんの恋愛至上主義な展開を見て、

 

時代考証なぞ一顧だにせず、

 

はぁ、愛し合っている二人が一緒になれないなんて、なんて悲しいの・・・

 

とか思っているんだとしたら、

 

クッソ気持ち悪いな、なんてなことを思ったりもするわけです。

 

で、それに媚びるNHKもね。


 

なんというか、過渡期というか、恋愛結婚至上主義なんかすぐ消えるに決まってて、


 

それに今の若い人らは気付いてて、徐々に恋愛結婚至上主義も消えかけてて、


 

それなのにNHKは一生懸命恋愛結婚至上主義者に媚び売ってて、

 

そりゃぁテレビが斜陽産業と言われるのも分かるわな、


 

と、思った、という話です。


 

はーぁ、寝よ。



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